誰もいないほうが・・・

泣けるから・・。




「ふぇ・・・ヒック」



ドンっ!!



びくっ。な、なに!?



いきなり、ドアが開いた。



入って来たのは・・・え??


どうして・・・・・・奈々先生が??



「快李ちゃんみーっけ!!」

「えっ、は・・はい」




えっと、


この反応はあってたのかな??




「さっきは・・・・・・、なんでも
ないのよ?」



それはきっと、


奈々先生だけ・・・・・・。



光は・・・奈々先生が好きなんだ
よ。



「いえ・・・きっと先生のその優しい
笑顔が・・いいんですよね」



私は、


まったく素直になれていなかった
ダメダメ女だったから。