気付いたら、杉浦を見つめてた。 赤くなった頬を見られないようにうつむいたり。 ふわふわでさらさらそうな髪は、風によくなびいて。 ボサボサにならないために、小さな手でおさえて。 杉浦の行動全てが、俺にとっては 額縁のなかの絵みたいにキラキラしてて。 可愛くて、美しくて、 つい、目を奪われて…。 なにも、考えられなく、する。 「黒山くん?」 可愛い、なにもかも可愛い。 声も、身長も、髪も、顔も、仕草も…全て。 細い腕を引っ張って、だきしめたくなる。