「爽哉くんはもちろんね! よろしくね」 爽哉は満面の笑みで、あたしに抱きつく。 きゃ〜っ、とみんなが騒いで、あたしたちを見る。 扱いになれたあたしは、そぉっと腕をはずして、先生をみた。 「あと一人は、入部当初に聞いたのよね。経験者だし、音色は響くし…。 杉浦 緋苺ちゃんっ!」 わーっ…とみんながあたしの周りに集まる。 ポカン…とした顔で、先生をみる。