「お前さ、勘違いしてんだろ」 「え?」 ぴたりと立ち止まった彰人は、私に背を向けたまま口を開いた。 「別れ話されたって思ってんじゃねぇの?」 「うん・・・」 「俺、別れようなんて言った?」 「それは言われてないけど、終わりにしようって・・・」 「付き合うのを終わりにしようって言ったんだよ」 「だから、別れようってことでしょ?」 「違ぇよ!」 急に大きな声を出されて、怯んでしまう。