勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜




あれ胸が苦しい…


あぁ私…もう死んじゃうのかな?


「忘れてなんて言うなよ

忘れないから!!

紫苑の事ぜってー忘れねぇよ」


「ダメだよ…裕

幸せになってほしいの」


言い終えた所で胸の苦しさが限界まできた


苦しくて胸を押さえると裕が背中をさすってくれた


「紫苑っ大丈夫か!!

今救急車呼ぶから待ってろ「ダメーっ」


携帯を取り出そうとした手を最後の力を振り絞り止めた



「…いいのもう終わりのと…き」


息ができなくて言葉が途切れ途切れになる