勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜

“一向に回復してないらしいの…。むしろこれからは紫苑にとって１番辛い時期らしいの”



“それってつまり…？”




“そう…。紫苑の終わりが近づいてきてる事よ”





紫苑の母は泣きながら話してくれた




その涙に吊られて俺も泣きそうになった



でも今１番辛いのは俺じゃない


紫苑だ…。


できれば変わってやりたいけどそんな事できないと俺も分かってる…。


だから…