しばらくすると、隣に誰かが座る気配がした。

起き上がるとそこには…

「え、遠藤!?もしかしてその席って……」


「うん。私、この席なんだ!!隣だね、よろしく!!」


「う…あ…え…お…おう!?」

曖昧な返事をしながらも、心の中でガッツポーズをする俺。


帰りのホームルームの時間の間、俺の心臓はずっとバクバクいっていた。



そして放課後、俺は今、遠藤と一緒に日誌を書いている。

詳しくいえば、書いているのが遠藤で、俺は隣で書き方を教えてもらっている。