「…行くぞ。」 翔の声により、みんな立ち上がってぞろぞろと部屋を出ていく。 「……何突っ立ってんだ。早く行くぞ。」 「あ、あぁごめん。ボーッとしてた。」 あたしは翔の後ろへついていき、部屋から出た。 部屋を出ると、吃驚-ビックリ-。 とにかく人、人、人。 しかもみんな頭がカラフルで、白、黒、紅の特効服を着ていた。 多分紅が紅龍なのだろう。 それはとても綺麗な色で、後ろには黒い龍がいた。