「そうか、そういうことかぁ~がんばれよ、翔!」



みんなニヤニヤしながら翔を見る。


あたしには、何でみんなそんなにニヤニヤしてるのか分からなかった。



「……るせぇ。」



不機嫌オーラ出しまくりの翔。

あーあ。みんなのせいで翔が機嫌悪くなっちゃったじゃん。


あたし知ーらない。





そのあと、部屋の中で棗の悲鳴が響いた。