次の日。

「屋上って穴場っぽいよね」
「ぽいね」

「……」

自分で言い出したくせに適当な雅を置いて屋上へ向かった。

「あ、開いてる」

いつも閉まってるはずの屋上の扉は開いていて少し光が漏れていた。

誰かがいると確信した私は階段を駆け上がった。