隣の男はよく見える


一向に『有也先生』は落ちなかった。。。


周りにはバレバレの私の行動・・・

なのに全然気づかない・・・振り?



別に有也先生が堅物とかじゃなくって・・・


ただ、私に関心が無いようだった。



無関心はず~~~~っと続き・・・



とうとう高校3年半ばに突入し・・・



「身の程をわきまえろって。」

静が言った。


身の程って?


「うるさい!子供は早く寝ろ!」


いきり立つ私をよそに静は


「まあせいぜい頑張って。」



呆れたように・・・

中坊のくせに大人びた顔で言って

自分の部屋に入って行った。




毎回こんな調子


諦めきれない私。。。