「違うって!だいたいさ、旭なんて男の内に入らないって。」
後輩と二人っきり・・・
結構大きな声で私は否定・・・
したら・・・
「男の内に入んないなら何の内に入る訳?」
え・・・
旭が後ろに立っていたのだった。
「あ・・・旭・・・早いね。もう・・・。」
私が慌てて取り繕うとしたら
「俺これから出るから。今日は直帰。じゃあな。」
それだけ言って・・・
出て行ってしまった。
あ~~~~
何か・・・多分・・・
怒らせちゃったんだ・・・。
振り返った私と目も合わせなかった旭。
でも、そんなに怒るほどの話じゃ・・・
ない・・よね?
だって、私たち性別超えた友人みたいな・・・同期でしょ?

