隣の男はよく見える



「心配したんだからな。」



旭がそう言って・・・








玄関に向かったはずの私は・・・


いつの間にか


旭の腕の中だった。






「あ、旭?」



ギューって

強く抱きしめられ・・・



なに?



「く・・苦しいよ。旭?」



どうしちゃった・・・の?



でも・・・


あ~~~~懐かしい旭の匂い



少しホッとして


旭の腕の中・・・



顔を上げると・・・