隣の男はよく見える



「適当に座って。」


旭の部屋-――



全然片付いてない


あっちこっちに段ボールの山





「あ、あの・・旭・・
何もいいから・・・話が・・・。」



「コーヒーでいいよな。」




何か・・・変


旭・・・変?




そう思ってるうちに・・・




目の前、カップを差し出され


受け取り・・・




立ったままの旭を見上げた。




黙って見下ろす旭に・・・



不安





私・・・


間違っちゃった?