隣の男はよく見える

頭の中・・バカみたいにそんな堂々巡り


してたら小暮くんがやって来た。




「お待たせ!」


目の前の小暮くん




初恋の人



急に・・・ドキドキ





まだ確認してはいないのに・・・




だけど間違いない




『そうちゃん』








心の中で呼んだつもりが・・・




「『そうちゃん』って?気づいた?さくらちゃん。」




小暮くんはそう言って微笑んだ。





え?