「でも・・・問題があるよね。
さくらの過去の例から行くとお隣じゃなくなると別れてるし、
ちがう?」
静がまた余計なことを言った。
「そう・・・だけど。」
「だから、お隣になって付き合いだしても絶対に別れが来るってわけ。」
ムム・・・
それを言っちゃあ
おしまいでしょ・・・。。。
「さくら・・・どっかおかしいんじゃないのか?治せよ。」
「治せったって・・・。」
そんな・・・
怒った顔で言わなくっても・・・
「治らないよね。」
静が自信満々で言った。
治らない?
これは、一種の病気だから?
けど・・・
いつからだろう・・・
こんな性格になちゃったの・・・
お隣を好きになって・・
お隣じゃなくなったら・・・好きじゃなくなって・・・別れて・・・
そんなこと始まったのって・・・
有也のときから?
違う・・・

