隣の男はよく見える

「ありがとう。助かった。」

美少年がお礼を言ってきた。

こんな美少年にお礼なんて言われちゃうと・・・

気分いい!



痴漢のおっさんがいなくなりまた人が乗り込んできたと同時に二人は向き合う形になっていた。



あら・・・

ちょっと・・・

ドキドキ?する?


何?これ?




「困った時は、お互い様よ。」

わけ分かんないし・・・

何か、おばさんくさい言い方になっちゃたし・・・



美少年の胸元でちょっと呼吸が・・・・

それ以上は、何もしゃべらないでおいた。


だって・・・ドキドキしてるから・・・

私ってば、何で高校生なんかに・・・



欲求不満? ちっが~う!



目の前の制服のネクタイに視線を集中・・・

余計なことは考えないぞ・・



ガタン!と急に車内が揺れた


前のめりになって・・・

美少年の胸元にギューってなってしまった・・


やばい・・・


相手は高校生・・・


でも・・・でも・・・


勝手な妄想が次から次へと湧いてくる。


今の私・・・本とやばいって・・・