「何?さくらもドタキャンな訳?」
帰ったとばかり思っていた旭が立っていた。
「何よ。立ち聞き?趣味悪~。」
「さくらだって同じだろ?」
「あ~あ、やだやだ。ドタキャン二人組み・・・。」
そう言ってチラッと旭を見ると、
「しょうがないからドタキャン二人組みで飯でも食ってくか。」
そう言って旭が笑った。
「しょうがない、付き合ってあげるわよ。」
「それは、こっちのセリフだつ~の。」
それから二人近くの居酒屋へと向かった。
恋人同士じゃないから・・・
友人みたいな同期の二人は・・・
いつもこの居酒屋
これがお決まり

