「何だと!」
おっさんは顔を赤くして・・・
「見てました!絶対に触ってました!」
こっちも後には引けません。
美少年は、おっさんの胸ぐらを掴んでいたのを離し・・・
「目撃者もいるのに言い張るわけ?」
おっさんを上から見下ろした。
あ~、この子すごい背が高かったんだ。
さっきまで、痴漢のおっさんはかなり宙に浮いていたのだと知った。
意味もなく感動。
背の高い人って好き・・・
って・・・・
おいおい・・・しっかり・・・
相手は高校生だぞ・・・
痴漢のおっさんは、次の駅でドアが開くと同時に逃げるようにして降りて行ってしまった。
フウ~~~。よかった
と・・・
さっきまでのやりとりを黙って見ていた周りの人ももう素知らぬ顔。

