「何やってんの?一人で昼飯かよ。」
目の前に立つ旭を見上げながら・・・
あ~あ~って感じ。
駿くんの方を見ると彼も彼女と話が終わったらしくこっちに向かってくる。
「あれ?さくらさん?」
駿くんが私を見てそれから旭を見た。
「あ、これ?同じ会社の同僚。」
全く無関係な二人をどうやって紹介するかなんて私には分んない。
「これって何だよ。」
旭がちょっと不機嫌になった。
「ごめん・・・、旭この子は・・・」
何と言ったらいいの?って思ったら、
「初めまして。木下駿です。
さくらさんにはいつもお世話になってます。」
とご丁寧に駿くんが自己紹介。
おいおい・・いつもお世話にって・・・
『こんな子供にど~ゆう世話してんだよ。』
って顔の旭
『変なこと考えてんじゃないわよ!』
って顔の私
そして・・・そこで余計なことを言う・・
駿くん。。。

