“お前のような罪を犯した者は、私の弟
子には前例がない…−。
そして同時に、

お前のように巨大なちからを手にした
弟子も、お前が初めてだ。

−…お前…−!!”





俺をちからで押さえ付けながら、師は、俺の両肩を掴んで来た。







“…どうして…私の言う通りに生きなか
ったんだ!!!!”







いつも冷静に微笑んでいた筈の師が、
涙していた。



今でも忘れられなくて、
何度もフラッシュバックする…。






俺は裏切ったんだ…。
師も、仲間も、期待をかけた全ての人を…。




自らの幼い心で…。






















それから師は、俺から大半のちからを奪うと、この家に縛りつけた。





どうしてこの家なのかは解らない。




ただ、ここには必ずくる。
俺だけの『光』が…!