「あ、忘れてた。え―と…」


「囚われし生気よ元の場所へと還りたまえ…」



「何??」



「眠ってた人たち、目覚めるとおもうよ。あと、よろしく!!」




「は??え??ぇえ??!!」


困惑気味の翠をおいて、私は…



「彗狐、猫无、兎々。帰ろう?」



「「はい!」」




「うん。人参のごほーび頂戴ね。」



4人で、すたすたと去っていった。