―――――ピクッ!!



―――来た。


『百羅様、不審な動きがありました。1階の倉庫です!』

『百羅、妖怪の声がする。』


『分かった、すぐに行く。まだ入らず準備してて…』



『はい!!ですわ。百羅おねぇさま』






翠が話している隙に、
私は1階の倉庫へと走り出す。