兎々は、というと…



「百羅―…、人参料理食べていい…?」


「すこし、だよ?」



料理を食べている。



じゃ、なくて…
自慢の聴覚で声、音で会場の把握をお願いした。



彗狐と猫无、兎々の耳は、
私の力で隠した。



「………ん―…」



「ど、どうだ?い、いいいるのか?」



さっきから、この質問。
私の後ろで、この質問ばっか。


人がくると、キャラが変わって可笑しい、可笑しい。


なんて、余裕はないのだけれど。


「そこの方、ちょっとお話いたしませ~ん?」



うがっ!
この、ヘタレ会長に話しかけるキモい女。

話し方、うっざ―…



私、イラッとしちゃうタイプだわ…