「ん!」

彼女が指差したのは、



「これと……コレ?」


抹茶ムースに、
大福……ケーキ?



何故にどちらも和風?
まぁ、和風だよね。
何もかも。


「どっちもいいよ。」


「やった!……でもね……これもいいかも!」



「どれ?」

コレは、
きなこもちケーキっすか?



「お持ち帰りでどーぞ?」


「ほんとに?」

「うん。ついでにさ…彗狐くんと猫无くんにも。兎にはキャロットケーキを……ね?」



「喜びそぅだね~♪」