はい。 分かっています。 すいません。 「こらぁ!!」 うげッ・・・。 その後怒られたのは言うまでもないけど。 「全く結衣は~」 友達の彩花が呆れたように言う。 「だってさぁ・・・」 わたしは小さなため息をついて外を見た。 雲がぷかぷか浮かんでいる。 空がとても青い。 なんて自由なんだろう。 「まぁこれから気をつけなよ?」 彩花の忠告にわたしはコクリと頷く。 次の時間が移動教室で教室は 慌ただしかった。