あー。 なんか嫌になっちゃった。 『何も分かってない?私もやられてましたよ。下駄箱に画鋲、忠告の手紙……机の中に入れられたカッターの刃で指も切りました。』 それが何か?と、言うと、顔を真っ赤にして怒る華南。 なにか言おうと口を開いたが 「おい有美。それホントか。」 なんか魁がきた。 『ホントですよ。誰にも言わなかったけど。』 「アンタは怖かったから言わなかったんだろう!」 華南、うるさい。