『まあでも、私は私が好きな人と、私を好いてくれている人と付き合えればいいよ。』 私は食べ終わって空になった弁当箱を片付けながらそう言った。 だって、 想い合っている人と付き合うのが最善っていうか、一番幸せでしょ。 「……だな。」 それには魁も同意してくれたのか、頷いた。 すると双子が 「僕達はー、」 「ボク達を見分けられるっていうのが最低条件かなー?」 と、言った。