「はぁ?有美は俺と食うんだよ。」


「だからお姉ちゃんはあたしと食うの!」


『華南、落ち着いて。つか魁も参戦しないで止めてよ。』



なんかもう
いろいろと訳わかんない。


私は前髪をピンでとめて、顔を出しただけでこの有り様。



なんだ
私の顔が悪いのか?




『だいたい、なんでみんな私とご飯食べたがるの?』




ぴっきーん、と空気が凍りついた気がした。




「おま……無自覚にも程があるだろ……。」


「お姉ちゃん……流石と言いたいけど、みんなが可哀相だから…!!」



魁と華南がなんか必死そうな顔で言ってきた。