僕は君の死を受け入れず、数年の月日が流れた。

 君はどこがで生きている。そう信じてた。

 でも君はもう居ない。

 僕は君のあとを追うことも出来る。でも君は喜ばない。君の妹がそう言っていた。

 そして「姉なら『死んだ人間に未練なんて持つな。』『成仏出来るよう、拝め。』とか言いそう」とも、言っていた。