「ジャック…」

ハッターの静かな低い声

ギリギリと刃の擦れる音がする

ハッターの前には
ジャックが立っていた


ジャックは
肩を少しこすぐらいの髪を
後ろできっちりと一つに
まとめていて
長い前髪のせいか
片方の目が隠れている


「邪魔をするな帽子屋。」


二人の間で交わる剣から
仲の悪さが伝わってきた