その様子を見て
クローリクがニヤリと笑う


「…チェシャ猫。
私、知ってるのよ?
だって私はあの時
あの場所にいたんだもの」

クスクスと笑いだすクローリク


何の話をしているのか
さっぱりわからない


「―ねぇ、アリス…
貴女知ってる?
チェシャ猫の左手のこと
包帯のしたに隠れているものを」


チェシャが目の前で崩れ落ちた

「チェシャ!?」

苦しそうに頭を抱えるチェシャ


「まずい…!」


チェシャに近づこうと
ハッターが動いた瞬間

鉄のぶつかる音がした