「黙れ。捨て猫め
私達は人形なんかじゃない。
自分の意志で動いている」


「あーそうですか。
ただ、捨て猫ってのは
聞き捨てならないな…」



クローリクはフンと鼻をならし
チェシャではなく
私目がけて鎌を振り下ろす

「…っ!!」

私は目をぎゅっと閉じた


が、何の痛みも感じなかった


「アリス。大丈夫だよ」

と、
チェシャの優しい声が聞こえた