「おい、絆奈!」 4人一緒にビクッとした。 「亜蓮…」 「あー、あたし部活行かないとー!バスケレギュラー落ちしちゃうー。」 「ぁ、琉偉…」 「あ、あたしもピアノ…」 「ちょ、愛花…」 「あたしテニス行かなきゃー。バイバイ絆奈ー。」 彩莉まで… 三人とも亜蓮が立っていない方のドアから逃げるように出て行った。 「絆奈、帰るぞ。」 「う、うん…」