勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】



なんで…?


なんで涙が出てくるの…?


これは立派な浮気なんだよ…?


でも心の奥では本当は嬉しかった。


「あたしも…好きだよ…」


そう答えると、希夢は深く、甘い甘いキスをしてきた。


顔の角度を何回も変え。


何回も唇を離しては、合わせた。


「いいんだな…?」


希夢は耳元で囁いた。