勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】



「持つから連れてって!」


希夢はフッと笑って、小さい袋5個渡してくれた。


大きいのじゃないじゃん…


希夢やっぱり優しいんだな…


ちょっと胸がきゅんとした。


「ほら、こうすれば手繋げるだろ?」


希夢はあたしの空いている左手を握った。