勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】



なんだ…


普通に話せるじゃん…


少し内心ホッとした。


「で、どこに行きたいんだ?」


「来週亜蓮の誕生日なんだ。男の子って何貰ったら嬉しいか分からないから…」


「なるほどね。じゃ、とりあえず竹下通りでも行ってみるか。」


「竹下通り?いいお店があるの?」


「あぁ。」


「ふーん…」


「じゃあ、行こうぜ。」