勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】



「分からない…多分非常食…?」


「ぶっ…!」


「なっ…!」


がんばって考えたのに笑うとかヒドい…


「だ、だって…!」


「その飴俺好きだよ。小さい頃から食べてる。」


「へぇ、以外。」


「やっと敬語やめたな。」


「え…?あっ…ごめん…なさい…」


「ま、いいか。」