「ありが…とう…」


「それじゃ、教室行こうか。」


絆奈の手をとった。


「ありがとう…橘…彩莉ちゃん…水樹…琉偉…ちゃん…」


彩莉ちゃんかぁ…


仕方ないや。


絶対思い出させてあげるから、絆奈。