いい香り… すごくあたしのことを心配してくれたんだ… なのに覚えてないなんて… 「ごめんなさい…誰か分からないんです…」 「そうよね。」 ゆっくり離れて手を握ってくれた。 「あたしはA組の担任佐藤麗。宜しく。」 「じゃあ、後は宜しく、先生。俺ちょっと伯母さんに呼ばれちゃって。」 「そう…分かったわ。さ、行きましょう桜小路さん。」 「はい…」