勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】



「佐藤先生ー!」


亜蓮が職員室にどかどかと入って行って叫んだ。


すると一人の若い女の先生が振り向いた。


「桜小路さん!」


駆け足でやってくると、あたしを抱きしめてくれた。


「よかった…心配したのよ…?記憶…早く戻るといいわね…」