結局、全ての作業が終わり、学校を出たのは7時半すぎだった。 真っ暗までとはいかないが、薄暗い道を小走りで走る。 「はぁ、よりによって今日迎えが無理だなんて…」 さっき、さすがに時間が時間だから家の車に向かえに来てもらおうとママに電話をしたのだが…、 『あら、実はね車の迎え無理なのよ~。ごめんねッ~』 …なんて陽気なママの答えに肩を落とし、結局こうやって1人で帰っているわけなのです。 トホホ…