「お父さんはね、お母さんの優しいところが好きだったんだよ。」
突然、ルクファーダの言葉を思い出した。
三歳の時に亡くなった、ルミナミエの母『ノノン』のことを語ると、いつもきまって文句。
もう、呆れるほど聞いた。
だけど、今となっては・・・
――す・き……。――
この二文字がルミナミエの頭にこだます。
心にこだます。
――好きって、どういうこと。――
慌てて、地球で言えば国語辞典を引っ張った。
ページをめくる。めくって、めくって。
――どこだ、どこだ・・・。――
突然、ルクファーダの言葉を思い出した。
三歳の時に亡くなった、ルミナミエの母『ノノン』のことを語ると、いつもきまって文句。
もう、呆れるほど聞いた。
だけど、今となっては・・・
――す・き……。――
この二文字がルミナミエの頭にこだます。
心にこだます。
――好きって、どういうこと。――
慌てて、地球で言えば国語辞典を引っ張った。
ページをめくる。めくって、めくって。
――どこだ、どこだ・・・。――


![[完] スマフォン忍者 HISANO](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre99.png)
