《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

「昔、妻子が殺されたのは、ドードレッシ家撲滅策を行わなかった、王家のせいだと思っていた。

 だから、王家を一度滅ぼして、自分有利な王家を作ろうとした。

 ルナは美人だし、ロボットだから感情を操作することが可能だ。

 おまけに、操作するボタンだって、エグフィーダが持っている。

 そう、この野望のカギを握る人としてふさわしかった。」

 もう、震えが止まらない。

 ルミナミエが持っていた、エグフィーダのイメージ。
 優しくて、とってもかっこいい。

 それを覆すようなエクシリオンの発言。


「おっ、叔父さぁ、さんは、おっそろしい、人じゃ、ないはず・・・。」

 こう言うだけで精一杯。

「これは、何回も言うけど、事実だから。」

 エクシリオンは優しく諭す。

 だけど、もういうのに疲れている。
 それでも、まだ伝えねばならないことが。