《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

「それから半年後だった。

 エグフィーダはルナがロボットであることを利用しようとした。

 それは、ルナを若君の妻にし、子を産ませ、その子をエグフィーダの養子にする。

 そして、王一家を殺し、ルナを壊して、この国、この星を乗っ取ろうとした。」

 はっ、意識が一瞬遠のく。

 ふっと我に返っても、衝撃が頭から離れない。

 この国の王子、トナリズキと結婚。

 女の子だったら憧れる。

 だけど、こんな目的じゃあ。


 そもそも、もし、妻子が殺されたのならアルベールを・・・。

 なぜ王家に矛先を向けた。