《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

「しかしな、これで勝負は終わった。

 さあ、決断の時が来た。
 降伏するか、それとも・・・。」

「戦う。」

 ルミナミエの目に、再び闘志の火が燃え上がる。

「降伏するなら今のうちだ。
 降伏すれば、助けてやれるぞ。」

「嘘つけ。」

「なかなかの度胸だね。」


――まあ、あの小娘の言うとおりだけどね。――


 もちろん、ルミナミエは戦うつもりだ。

 たとえ苦しくても、最後の最後まで戦う。

 まだ、負けたと決まっていない。

 いや、まだ立ち上がれる。

 ペンダントを握りしめ、立ち上がる。