《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

「ハハハァ、脱出しようと思ったらダメダメ。」

 ルミナミエはこの声でやっと目を覚ます。

 部屋中いろんなものが散らばっていて、エクシリオンは気絶している。

 仰向けに倒れていて、ルミナミエが起き上がろうとすると、

「ふふふ、感謝はないのかな?」

「感謝って?」

「私の魔法で、天井が崩れるのを防いでいるのよ。」

 上を見上げれば、黒い光線がうごめいている。


「あぁ、ありがとう。」

「なんだその言い方は?」

 ルミナミエの物言いにアルベールは起こったのか。

「ありがとうございます。」

 ルミナミエはアルベールを睨みつける。