「シオンごめんなさい。 どうか私の・・・。」 「分かったならいい。」 エクシリオンは、ルミナミエの近くに寄る。 「お父さん、いや、アルベール! お前の横暴を許さないぞ。 これは、両家が血を流す最後の戦いだ。 異議はないな? ないな?」 今まで聞いた声より低い声。 異議を言わせないこの物言い。 「もちろん、ない。」