《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

「おなかが、空いたよ。」

 エクシリオンは涙を流す。

「叔父さん、この子かわいそうだよ。」
「なんだ、ルナ。」

 エグフィーダはエクシリオンに近づく。

「ほうほう、きっと両親が死んじゃったんだね。」

 エグフィーダはひょいとエクシリオンを抱き上げる。


「この子は、将来ルナの助手になりそうだな。

 ルナ、この子を連れて帰るよ。」

「本当、よかったね。」

 ルミナミエは喜び、エクシリオンをなでる。

 その笑顔も今でも忘れられない。