《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

「うぅ・・・。」

 ルミナミエはやっぱり言えない。

 ただ、ただ、ただ―――――

 エクシリオンがゆっくりと、ルミナミエの顔に近づく。

 ドキッと心臓が跳ね返ってくる。

 これは、恋ではなく。

 単純に恥ずかしい。

 じりじりと迫って・・・


「もう、やめて!!」

 ルミナミエの悲痛の叫びが部屋中に響く。

「シオン、もう、ミュウ姫様のこと――」

「ミュウ姫様のこと。」

「もう、思い出したくない。」